[火災予防行政の現況]
火災予防行政の使命は、火災から国民の生命、身体及び財産を保護するため、消防法令に基づき、出火防止のための対策や、火災発生時の人的・物的被害の軽減を図るための各般の施策を講じることにある。
このため、下記のとおり、近年、建物火災による死者数の大半を占める住宅火災への対策として、住宅用火災警報器の設置促進等を図るとともに、各種の事業所等における火災予防のための人的体制の整備や消防用設備等の設置などの履行確保、消防用機械器具等の性能の確保、火災の出火原因の究明等の対策に取り組んでいるところである。